整形外科と他の診療科目との違い
2019/03/18
整形外科とは
形外科についてよくわからない人も少なくありません。
整形外科とは、骨格や筋肉、更に神経の病気や怪我を診察する診療科目です。
運動機能に対する治療を行う医療機関で、それぞれの部位の怪我や痛み、病気などによって問題が発生したときに見てもらえるのが整形外科です。
高齢者が神経痛などで通う診療科目として認識されがちですが、運動部に入っている子供が怪我をして捻挫や骨折などになった場合もここで見てもらうといいます。
外科と整形外科、形成外科の違いとは
外科と整形外科の違いとしては、整形外科は神経痛や腰痛、捻挫や骨折などの治療で通う診療科目で、外科は手術を受けるような病気や怪我をわずらった時にかかる診療科目といわれています。
形成外科は整形外科とまた違い、先天的な異常の治療を行う診療科目で、たとえば、みつくちといわれる症状や、手の指が6本あること、指が2本くっついているなどの治療を行う診療科目です。
また、皮膚を移植しなければならないようなひどい火傷、皮膚の下にできた良性の腫瘍を取り除く外科手術をする場合もあります。
なお、顔の骨が折れた場合の治療は、形成外科です。
他の診療科目で行った手術のアフターケアをする場合もあります。
たとえば、やけどの治療のための手術を皮膚科で行った後、やけどのあとを消すための治療を行うことは形成外科医の仕事です。
また、乳がんで乳房を切除した女性の乳房を再建する手術を行うこともあります。
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美容整形との違いは
運動機能の機能改善の治療を行う整形外科、身体の表面にある病気の治療を行う形成外科と異なり、美容整形外科の場合には美容面を目的とした治療を行っています。
医学の見地からは治療をするほどではない正常な状態であったとしても、長年鼻の高さにコンプレックスを持っている人や、シミやそばかすで悩んでいる人などにとって、心理面での病気を引き起こしかねない状態であるなら、美容整形外科で治療を行おうというのがコンセプトです。
シミやそばかす、顔のたるみやほくろ除去、二重まぶたにするといった治療を始め、さかさまつげや禁煙外来、更年期障害の治療といった部分まで行うといいます。
一部の医療機関ではレーシック手術を行っているため、視力回復に悩んでいる人にも利便性が高いといえます。
診療科目としてはオールマイティな治療を行うことになっていますが、保険診療ではなく全て実費での治療となるため、注意が必要です。