産婦人科での不妊治療について

   

昨今の産婦人科医療で需要が増えてきている分野といえば『不妊治療』です。現在は6組に1組のカップルが不妊症だと言われています。子供を望むカップルにとって、不妊治療は必要不可欠なものです。
そこにはさまざまな方法があります。妊娠とは、排卵された卵子と精子が出会って受精し、その受精卵が子宮内膜に着床することで成立します。不妊に悩まれている方は、そのプロセスのどこに問題があるのかをしっかりと知らなければなりません。それにより、治療の方法も大きく異なってくるからです。
例えば何も問題がない場合、まずはタイミング法から始めます。タイミング法とは卵子が排卵されるタイミングを見計らい、そこに合わせて意図的に夫婦の営みを持つという方法です。
不妊治療は徐々にステップアップしていきます。人工授精、体外受精など、一度は耳にしたことがある方も多いと思います。体外受精になるとかなり専門性が高くなり、それが出来るクリニックも限られます。
「もしかして不妊かも…」そう感じながら、産婦人科に行くのはなんとなく抵抗がある方もいらっしゃるかも知れません。しかし子供を持つにあたって身体的なリミットがあるのは事実です。まずは自分の体を知ることが、何よりも大切です。

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