椎間板ヘルニアの検査はMRIのある整形外科へ

      2017/11/15

腰痛は非常に多くの悩まされる症状です。
4足歩行から2足歩行に進化した人間は、構造的に腰に負担がかかりやすく、腰痛を起こしやすいのです。

そんな腰痛の中でも特に深刻なものの一つに椎間板ヘルニアがあります。
これは腰骨の間でクッションの役割を果たす椎間板が飛び出してしまうもので、脊髄周辺の神経を刺激するので腰から足にかけて激痛と痺れなどの症状があらわれます。

筋肉の凝りなどであれば整体や整骨院のマッサージで改善されることもありますが、椎間板ヘルニアはそうはいきません。
変形して飛び出した椎間板が原因である以上、いくら筋肉をほぐしても根本的な解決にはならないんです。
むしろ外的な刺激を加えるのは症状を悪化させる可能性が高く、非常に危険です。
急激な腰の痛みや痺れが出た場合は、まずはしっかりと検査を受ける必要があります。

椎間板ヘルニアの検査にはMRIが最も適しています。
これは磁力を利用して体内を投影する方法で、CTスキャンと違って骨を透過し、水分の多い内臓や血管、そして椎間板などを映し出すので、椎間板ヘルニアの精密な検査を行うことができます。

MRIは専門性の高い整形外科でないと置いていないことが多いです。
まずはかかりつけの医師に相談し、MRIによる検査が可能な病院を紹介してもらうのが良いでしょう。

参考:宇都宮市の整形外科「倉持病院」

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